┏┓ ┗■ 笑える英語の実践講座 vol.02 2005/06/07  └─────────────────────── _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 当メルマガは、英語および英米文化のツボを、ジョークを 通じてモノにしようというものです。「へ~」と思わずう なってしまうウンチクもてんこ盛り。しらずしらずのうち に英語力がつく、ちょっとエンタな英語講座です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ===[PR]===================== ◆新世代ディクショナリー 『E-DIC 英和|和英(イーディック)』( CD-ROM 版)  6月13日発売!  定価 3,990 円(税込)  総見出し72万。例文10万単語・熟語はもちろん、 会話から専門語までひける超大型英語辞書。  http://www.asahipress.com/e-dic/index.html   ◆新刊:『医歯薬英語の訳し方・書き方』  厳選した「模範例文」で、基本・重要単語の使い方、 必須文法、医学論文のコツが分かる!  http://www.asahipress.com/2005/medicalenglish.html ========================== ●英語のユーモアのポイント ユーモア、ジョーク、あるいはそれに派生する言葉遊びは、 文化と密接な関係があるだけに、英語力だけでは読み解け ないことがあります。 しかし、英語国民はジョークを日常的に発するし、「ユー モア感覚」として、これを理解する能力に大きな価値を置 いていますから、英語学習者には避けて通れない関門です。 さらに、語呂合わせから頭韻転換までさまざまな変形があ り、それぞれに奥が深いものです。英語の持つこうした 「ふくらみ」や「ひだ」を具体的に紹介しつつ、その読み 取り方のポイントを説明してまいります。 ■□ 第2回 □■ クリスチャンになったライオン ★【さあ、笑えますか】 A chaplain, meeting a lion in the jungle, kneels down, closes his eyes and prays to the Almighty, “Dear God, please transform this beast into a devout Christian.” After a while, he opens his eyes and sees the lion kneeling down and praying:“Dear God, may you bless the meal which I am about to take.” ★【語句と訳】 chaplain (キリスト教の)牧師 pray 祈る the Almighty 全能の神 transform A into B AをBに変換する devout 信心深い、敬虔(けいけん)な bless the meal 食事に祝福を与える (ジャングルでライオンに出くわした牧師は、ひざまずき、  目を閉じ、全能の神に祈った。「神様、どうかこの野獣を 敬虔なクリスチャンに変えてください」 しばらくして目を開けてみると、そのライオンはひざまず き、神に祈りをささげている。「神様、これから食べる食 事に、どうか祝福を」) ★【笑いのツボ】 せっぱつまって神に助けを求め、ライオンを敬虔なクリスチ ャンにしてくださいと頼んだ牧師。なるほど、その願いは聞 き届けられ、ライオンは食事の前にお祈りをするほど礼儀正 しいクリスチャンとなりましたが、牧師の運命は変わりませ んでした。 ★【ちょっとウンチク】 一神教の信徒は、何かことがあると必ず神に祈ります。食事 の前にも、それを恵んでくれた神に感謝の言葉を捧げるのが 常ですね。そこらをちょっと皮肉ったのが、このジョークです。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ ◆ 談 話 室 ◆ ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ =========== ★なーんでか?(1) =========== My mother thinks I'm so bright. She calls me “Son.” (母は、ボクをすごく賢いと思っている。だから、ボクを Son って呼ぶんだ) (^0^)bright と Son が掛け言葉になっていることを察知できましたか。     bright には「賢い」「明るい」という意味があり、Son(息子)は、 sun(太陽)と同じ発音なんですね。 ========== ★なーんでか?(2) ========== Q: Why did the aborigine, who got a new boomerang for Christmas, have to give it back? A: Because he couldn't throw the old one away. (問:クリスマスに新しいブーメランをもらったアボリジニは、 なぜそれを返さなければなければなかったのか) (答:古いやつを捨てられなかったからさ) (^0^)aborigine はオーストラリア先住民。ブーメランが得意ですね。 これは投げると元に戻ってきます。つまり、古いブーメランを 捨てられないというわけなんです。 *************************************************************** 筆者:宮本倫好(みやもと・のりよし) 略歴:神戸外国語大学卒業。コロンビア大学大学院終了。産経新聞ロン ドン、ニューヨーク特派員などを経て文教大学教授。国際学部長、副学 長を経て現在名誉教授。元日本時事英語学会長。英語関連著書多数。 **************************************************************** ===[PR]===================================================== ◆好評既刊:『私は三年間老人だった』  パット・ムーア=著  木村治美=訳  26才の女性が、85才の老女に変身して過ごした三年間。  老人問題の核心にせまる、迫真のドキュメント。  http://www.asahipress.com/2005/disguised.html ============================================================= ◆当メルマガに関する感想やご意見を寄せください。 murakami@asahipress.com ◆当メールは、EE Club にご登録いただき、配信を希望された方に 配信しています。 当メールの配信先変更/配信中止は、下記URLよりログインして いただき、「会員情報変更」にてお願いします。 https://club.asahipress.com/ 朝日出版社:営業部 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-3-5 TEL  :03-3263-3321 FAX  :03-5226-9599 http://www.asahipress.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━