┏┓ ┗■ 笑える英語の実践講座 vol.73 2007/04/03  └──────────────────────── _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 当メルマガは、英語および英米文化のツボを、ジョークを 通じてモノにしようというものです。「へ~」と思わずう なってしまうウンチクもてんこ盛り。しらずしらずのうち に英語力がつく、ちょっとエンタな英語講座です。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ http://www.asahipress.com/ ★━━━━━━━━★ ☆――――――――――――――☆ ┃サイトオープン!┃ |TOEIC スコアアップ法の革命!| ★━━━━━━━━★ ☆――――――――――――――☆ 新 TOEIC TEST 対策に特化したeラーニング・システム、 「u-CAT」(ユーキャット)がスタートとなりました。 類のない高機能をご利用いただくには、年間アカウント ガイドブックを購入していただくだけ! ◎「u-CAT」紹介サイト開設中! ⇒http://www.asahipress.com/u-cat/ ◎ EE Club 特別割引はこちら ⇒https://club.asahipress.com/member/customer/member_enter.html ■□ 第73回 □■ 本日のテーマ:Mexican earthquake          (メキシコ地震) メキシコの大地震があり、300万人以上の死傷者が出ました。 世界各国が援助に乗り出しましたが、その中身は…… Canada is sending troops to help the Mexican army control the riots. Saudi Arabia is sending oil. Other Latin American countries are sending supplies. The European Union is sending food and money. The United States, not to be outdone, is sending two million replacement Mexicans. ★【語句と和訳】 supplies 「必需品、糧食」 not to be outdone 「負けないように」 replacement 「代替要員」 (カナダは、暴動を制圧するメキシコ軍を応援するために 軍隊を派遣します。サウジアラビアは石油です。他の中南 米諸国は生活必需品を送ります。 EU は食料とカネを送り ます。 アメリカは、他の国に負けじと、200万のメキシコ 人交代要員を送ります) ★【笑いのポイント】 replacement(交代要員)というところが笑いを呼びます。 アメリカ国内にはメキシコ人不法入国者がものすごく多く、 米政府はその対策には頭を痛めておりますが、この機会に 「交代要員」として送り返せば一挙両得というわけです。 それでは「交代」にならないではないか、と思うかもしれ ませんが、なあに、すぐ同じくらいの数が密入国してくる のですから。 ★【ちょっとウンチク】 現在、米国内には1,200万人の不法滞在者がいるといわれ ます。その7割はメキシコ人です。 何しろメキシコの悲劇は「アメリカに最も近く、天国に最 も遠い」と昔から言われるほどですから、メキシコ人は隙 を突いて北の豊かな隣国に密入国を図ります。 事実上の broken border(破られた国境)だと、メディア でも大きな話題になっています。この国境がテロリストの 入国ルートになる可能性もあります。 そこでブッシュ大統領は最近、日本列島の長さほどもある メキシコとアメリカの国境を何とか閉鎖したいと、とりあ えずその三分の一に柵を設ける法案に署名しました。 ┏━┓┏━┓┏━┓┏━┓ ┃▼┃┃余┃┃談┃┃▼┃ ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ 今週は魚と鳥に関するイディオムです。 ● wild goose chase 「無駄骨(足)、骨折り損」 見つかる可能性がないものを探し求めることです。 [例文] I didn't know her flight number, so trying to find     Amy at Heathrow was a bit of a wild goose chase.    (彼女のフライト・ナンバーを知らなかったから、     ヒースロー空港でアミーを見つけようとしたけど 無駄骨だった) ● be up(or rise)with the lark 「早起きする」 [例文] We'll have to be up with the lark tomorrow ― the     flight leaves at seven thirty.    (明日は早起きしなくっちゃ。出発便は7時半だから) ● chicken out 「怖気づいてやめる、しり込みする」 [例文] They are short of funds so I think they're going to     chicken out of this project.    (資金不足だから、連中はこの計画から撤退しそうだよ) ● have other fish to fry 「他にすることがある」 [例文] They wanted me to join them on this project but I     told them I had other fish to fry.    (この計画に参加してくれと言われたが、他にやる     べきことがあるので、と彼らに話した) 《訂正とお詫び》 前号(72号)で、イディオムの例文中にミスタイプがあり ましたので、訂正と同時にお詫び申しあげます。 ******************************************** ● smell a rat「怪しいと思う、臭いと感じる」 [例文] He'll be sure to smell a rat, if I'm with you. (私があなたといれば、彼は怪しいと思うわよ) ******************************************** の例文で、smell a rat をsmell a cat と記してしまいまし た。正しくは上記のとおり、smell a rat です。 rat を ca tに洒落てみたわけではございません。 深くお詫び申しあげます。  ★━━━━★ ☆――――――――――――――――☆  ┃ 発売中 ┃ |  このメルマガが本になった!  |  ★━━━━★ ☆――――――――――――――――☆      『笑うネイティブ』 1,260円(税込)      ジョークでおさえる英語のツボ!      爆笑ネタをたっぷり紹介しながら    飛躍的な英語力のアップをお手伝いします。    http://www.asahipress.com/2006/warau.html ◎EE Club 特別割引はこちら◎ ▼   ▼ https://club.asahipress.com/member/customer/member_enter.html --------------------------------------------------- ■□ 笑えるバックナンバーを公開中! □■ http://www.asahipress.com/eeclub/mm.html **************************************************** 筆者:宮本倫好(みやもと・のりよし) 略歴:神戸外国語大学卒業。コロンビア大学大学院修了。 産経新聞ロンドン、ニューヨーク特派員などを経て文教大 学教授。国際学部長、副学長を経て現在名誉教授。元日本 時事英語学会長。英語関連著書多数。 **************************************************** ────────────────────────── メルマガの『文字や記号がずれて読みづらい』方は・・ Outlook Express をお使いの場合、(オプション)-(読み取 り)-(フォント)で[MS明朝]や[MSゴシック]に設定して 下さい。Mac や他のメーラーをお使いの場合Osaka等倍など 「等倍フォント」をお勧めします。 ────────────────────────── ◆当メルマガに関する感想やご意見を寄せください。 相互紹介も募集しています。 murakami@asahipress.com ◆当メールは、EE Club にご登録いただき、配信を希望さ れた方に配信しております。 当メールの配信先変更/配信中止は、下記 URL よりログ インしていただき、「会員情報変更」にてお願いします。 https://club.asahipress.com/ 朝日出版社:営業部 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-3-5 TEL  :03-3263-3321 FAX  :03-5226-9599 http://www.asahipress.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━