**** 2011/10/19 ******************************************** ☆★ EE Club mail magazine ★☆ ~英語を“楽習”しましょ~ ******************************************* 第162号!**** 今日は海外旅行の日だそうです。「遠(10)くへ行く(19)」の 語呂合わせだとか。うーん、飛行機に乗って飛び立ちたいです! http://ee.asahipress.com/?uiaid=easy1 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ contents ━━━━ 【1】 英語学習書のご紹介 【2】 中村安希さん、インタビュー裏話 【3】 連載= Empire State of Mind ―― NYから英語小話 【4】 あとがき ♯秋高し ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 【1】 英語学習書のご紹介 □[CD&電子書籍版付き]  『CNNニュース・リスニング 2011[秋冬]』 定価 1,050円(税込) http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255006093/?uiaid=e11 ◎今回は「なでしこジャパン」の澤穂希選手が表紙です◎ ―1本30秒のニュースで素早く世界を知る! 世界標準の英語が、だれでも聞き取れるようになる[30秒×3回 聞き]方式。ナチュラル、ゆっくり(ポーズ入り)、ゆっくり(ポ ーズなし)の3パターンで音声を収録。アメリカ英語(カナダ英語 を含む)、イギリス英語、オーストラリア英語のニュースをバラン スよく配分。シャドーイング、区切り聞き、サイトトランスレーシ ョンといった効果的学習法が簡単にできる! ………………………………… □『CNN English Express 2011年11月号』 定価 1,400円(税込) http://ee.asahipress.com/detail/108143/?uiaid=e12 今月号の「CNNスペシャル」には、先日他界したスティーブ・ ジョブズ氏を取り上げております。まだお読みになっていない方、 ぜひご一読ください。 【CNNスペシャル】 スティーブ・ジョブズ氏の功績について取り上げます。パソコン の iMac、音楽ビジネスを変えた iPod、革新的なスマートフォン の iPhone、タブレット型PCの iPad--これらを生み出したア ップル社は、ジョブズ氏の実家のガレージからスタートしました が、今や一時的にでも時価総額が世界一になるほどの企業となり ました。 同社の成功は、製品が魅力的ということはもちろん、ジョブズ氏 のカリスマ性によるところも大きいようです。健康上の理由から CEO を辞任したジョブズ氏の功績を振り返ります。 ………………………………… □『超効率的! 笑って覚えるイラスト英単語』 定価 1,470円(税込) ジェイミー・チェイス=著 http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255006062/?uiaid=e13 ― 語呂合わせでリズムにのって英単語が脳に焼きつく! よく似た単語を組み合わせて、まとめて覚える「超効率的」英語勉 強法。笑えるイラストを見ながら、CDの例文を聴くだけで英単語 が身につき、忘れにくくなる、画期的なボキャビル本。 中国系オーストラリア人として長年英語教育に従事してきた著者が、 非英語圏の学習者がどのようにすれば簡単に、また、効果的に英語 を学習することができるかを追求してきた、最新の研究を書籍化。 ▼▽━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】 中村安希さん、インタビュー裏話 EE11月号の巻頭インタビューは、ノンフィクション作家の中村安希 さん。高校卒業後アメリカへ留学し、舞台芸術を学びました。その とき出会った先生の言葉に触発され、2006年からユーラシア・アフ リカ大陸に生きる人たちの“小さな声”を求めて47カ国を旅しまし た。 そのときの体験をまとめた著書「インパラの朝」で第七回開高健ノ ンフィクション賞受賞。 また、2011年5月に出版した「Be フラッ ト」では、日本の政治界に舞台を移し、政治家へのインタビューを 重ねながら彼らのホンネをえぐり出しています。 本誌では、中村さんがどのように英語を身につけていったか、ユー ラシアからアフリカへの旅で感じたことなど、興味深い話が満載で す。そしてメルマガ会員の皆様には、特別に本誌に書ききれなかっ た日本での英語トレーニング法をご紹介します。 ◎中村さんの活動はブログ「安希のレポート」で随時公開中です。 http://asiapacific.blog79.fc2.com/ …………………………… (以下、中村安希さんインタビュー) 日本にいると英語力が落ちてくるので、継続して英語の勉強をしな いといけないと思っています。家にはテレビがなくてラジオだけな ので、英語に触れる機会が少ないんです。それで、今は意識的に英 語でチャットしています。1日中チャットを ON にしておいて、時 間を見つけてチャットすることで writing の力を維持しています。 それと、もう一度やろうと思っているのは、英語のブログを書くこ とですね。書き続けるのがほんとにつらくて、旅が終わったときに やめたんですけれども、やっぱりすごく勉強になったし、書くとい うことはとても大事なことなので、もう一度やってみようと思って います。 留学中は英語をたくさんしゃべらなきゃというプレッシャーがあり すぎて、自分が全然興味のない話題や人にまで一生懸命しゃべりか けようとした時期もあったんですが、それがとても苦痛でした。今 はそういうときは、ずっと聞くだけです。世界でも日本でも気の合 う人としゃべるときは、それが日本語でも英語でもとにかく楽しい し、しゃべることもたくさんある。言葉がたくさん出てきますね。 ★…---…---…---…---…---…---…---…---…---☆ CNN ENGLISH EXPRESS のホームページ! 英語上達に効果抜群のコンテンツが盛りだくさん! http://ee.asahipress.com/?uiaid=easy1 ☆…---…---…---…---…---…---…---…---…---★ ▼▽━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】 連載= Empire State of Mind ―― NYから英語小話                        執筆/大原ケイ [#06] 「ウォール街を占拠せよ!」 1.デモの発端 9月17日にマンハッタンの南端にある金融街、ウォール街で始ま ったデモはいまだ衰えを知らず、国内どころか海外の都市にも広が る勢いを見せています。今回は、地元ニューヨークでどのようにし てこの「ウォール街を占拠せよ」のデモが始まり、発展していった かをご紹介しましょう。 事の起こりはカナダに本拠地を置く Adbusters(アドバスターズ) という雑誌が呼びかけ、ソーシャルネットワーク上で何カ月にもわ たって計画されたデモでした。 ▽────────────────────────────▽  For months the protesters had planned to descend on Wall  Street on a Saturday and occupy parts of it as an  expression of anger over a financial system that they  say favors the rich and powerful at the expense of  ordinary citizens.  抗議者たちは、一般の市民を犠牲にして裕福で権力のある人々  を優遇していると彼らが言う金融システムに対する怒りの表現  として、何カ月もかけて、土曜日にウォール街を急襲してその  一部を占拠することを計画してきた。 △────────────────────────────△  ・ protester: 抗議する人  ・ descend on: (集団が)~を急襲する  ・ occupy: ~を占拠する  ・ expression of anger: 怒りの表現  ・ financial system: 金融制度  ・ favor: ~を優遇する  ・ at the expense of: ~のお金を使って、~を犠牲にして    [出典] The New York Times. September 17, 2011      http://nyti.ms/qCYIMC 【descend】 は「下りる」という意味ですが、地図で見るとウォー ル街はマンハッタンの南端にあり、「南下する」という言葉がピッ タリ。マンハッタンそのものも、アップタウン、ミッドタウン、ダ ウンタウンと分けたりします。 【favor】 は使い方の多い単語で、【Can you do me a favor?】で 「ちょっと頼まれてくれる?」という意味になります。この頼み事 がちょっと大変なときは、【favor】 が【big favor】に。 【the rich】は、the +形容詞で「~な人々」の意味になります。 ここでは 【the rich and powerful】で「金持ちで、かつ権力のあ る人々」という意味。 ▽────────────────────────────▽  The idea, according to some organizers, was to camp out  for weeks or even months to replicate the kind, if not  the scale, of protests that had erupted earlier in 2011  in places as varied as Egypt, Spain and Israel.  何人かのデモ主催者によると、当初の考えは、2011年に入  ってからこれまで、エジプトからスペイン、イスラエルという  広い範囲の地域で起こってきた抗議集会に規模は及ばないとし  ても、同じような行動を起こすために、何週間でも、あるいは  必要なら何カ月でも野宿するというものだった。 △────────────────────────────△  ・ idea: 着想、思いつき  ・ according to: ~によれば  ・ organizer: 組織者、主催者  ・ camp out: 野宿する  ・ for weeks or even months: 何週間でも、あるいは(必要    なら)何カ月でも  ・ replicate: ~を再現する  ・ kind: 種類  ・ if not the scale: 規模は及ばないとしても  ・ protest: 抗議集会、デモ  ・ erupt: ~が起こる、勃発する  ・ varied: さまざまな、変化に富んだ    [出典] The New York Times. October 17, 2011      http://nyti.ms/nVXAgH 【according to...】 は、ここでは主語と述語の間に入れてありま すが、文頭に持ってきても構いません。 【replicate】は、【duplicate】(~を複製する)という単語に似 ていますが、その違いは後者が「全く同じものを作る」のに対し、 前者は「なるべく同じように作る」という点です。ここでは、中東 やヨーロッパとアメリカ、という地理的な違いがあるために、全く 同じデモにはならないからです。 2.指導者を持たない、寄せ集めのデモ このデモが誰によって形成されているのか、何を要求しているのか については、いろいろな意見があります。学校を出ても仕事が見つ からない学生が学生ローンを踏み倒そうとしているとか、自分たち の不遇を成功した者のせいにしている、などといった批判的な見方 もありますが、デモの形として意図的にリーダーを選ばず、要求は 具体的な法律改正という次元を超えた、幅広い社会改革ということ もできるでしょう。 最初はマスコミにも黙殺され、ニュースにもならなかったのですが、 時を経るにつれ、広がりを見せる様子に後追いする形で報道される ようになりました。 ▽────────────────────────────▽  The hodgepodge Lower Manhattan encampment known as  Occupy Wall Street has no appointed leaders, no  expiration date for its rabble-rousing stay and still-  evolving goals and demands. Yet its two weeks of noisy  occupation has lured a sturdily faithful and fervent  constituency willing to express discontentment with what  they feel is an inequitable financial system until, well,  whenever.  They arrived by design and desire. Or by sheer  serendipity.  さまざまな人たちの寄せ集めで作られた、マンハッタン南部の  キャンプは「ウォール街を占拠せよ」というスローガンで知ら  れるが、彼らは任命された指導者を持たず、その大衆を扇動す  る居座りや、いまだにエスカレートしている目標や要求には期  限日はない。しかしながら、彼らによる2週間にわたる騒々し  い占拠は、強い意志を持った熱烈な支持者たちが、不公平と感  じる金融システムに対して不満を表明したい気持ちに火をつけ  た。それがいつまで続くかは、分からないが。  彼らは計画と要求を持って、ここへやってきた。あるいは、全  くの偶然に導かれて。 ▽────────────────────────────▽  ・ hodgepodge:(規則性のない)ごた混ぜ、寄せ集め  ・ encampment: 野営(すること)  ・ appointed: 任命された  ・ expiration date: 期限日  ・ rabble-rousing: 大衆に訴える、民衆を扇動する  ・ evolving: 徐々に発展する  ・ lure:(人を)誘い込む  ・ sturdily: 断固として  ・ faithful: 忠実な  ・ fervent constituency: 熱烈な支持者  ・ discontentment: 不満  ・ inequitable: 不公平な、不公正な  ・ design and desire: 計画と要求  ・ sheer serendipity: 全くの偶然による発見  [出典] The New York Times. September 30, 2011      http://nyti.ms/p0x9mD 【constituency】はもともと「選挙区」、【constituents】は「投 票者」という意味です。【until, well, whenever】 は、「いつま でとは、えーと、決まってなくて」とでも訳しましょうか、デモの 中心となっている若者っぽい口調をわざと使っているわけです。 3.噛みつく金融界の大物たち この運動のスローガンとなっている考え方は、「われわれは、国民 の99%を代表する声であり、1%の富裕層だけが優遇される経済 や社会制度に物申す」というところでしょうか。参加者は政治的に リベラル寄りですが、年齢もバックグラウンドも幅広く、さまざま な業種の労働組合が賛同を表明しています。著名人もそれぞれ解説 を披露しています。ノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグ マンは、なぜこうした動きに批判的な攻撃をする人がいるのかを、 以下のようにコラムに書いています。 ▽────────────────────────────▽  The way to understand all of this is to realize that  it's part of a broader syndrome, in which wealthy  Americans who benefit hugely from a system rigged in  their favor react with hysteria to anyone who points out  just how rigged the system is.  今回の一連の出来事を理解するためには、それらがもっと広義  の病的現象の一部であることに気づかなければならない。その  現象とは、自分たちに都合が良いように小細工されているシス  テムから大いに利益を得ている裕福なアメリカ人たちが、その  システムがいかに不正に操作されているかを指摘する者に対し  ては、それが誰であれ興奮状態で反撃するというものだ。 ▽────────────────────────────▽  ・ broad: 広義の  ・ syndrome: 症候群、病的現象  ・ wealthy: 裕福な  ・ benefit: 利益を得る  ・ hugely: 大いに、非常に  ・ rig: ~を不正操作する  ・ in one's favor: (人に)都合が良いように  ・ hysteria: 興奮状態、ヒステリー  [出典] Economist's View. October 10, 2011      http://bit.ly/ojrm23 クルーグマンは、昨年オバマ大統領がやんわりと批判した金融業界  の大物が激しく反撃した出来事などを挙げて、以下のように続けて います。 ▽────────────────────────────▽  What's going on here? The answer, surely, is that Wall  Street's Masters of the Universe realize, deep down,  how morally indefensible their position is. They're not  John Galt; they're not even Steve Jobs. They're people  who got rich by peddling complex financial schemes that,  far from delivering clear benefits to the American people,  helped push us into a crisis whose aftereffects continue  to blight the lives of tens of millions of their fellow  citizens.  一体ここで何が起こっているのだろうか。その答えは、間違い  なく、ウォール街にいる世界の支配者たちは、心の底では自分  たちの地位がいかに倫理的に反論の余地のないものであるかを  気づいているということだ。彼らはジョン・ガルトではないし、  スティーブ・ジョブズでさえない。彼らは複雑な金融の仕組み  を利用して商売をして金持ちになった人たちだ。そうした仕組  みは、アメリカの人々に実質的な利益をもたらすどころか、わ  れわれを危機に陥れるのにひと役買い、その余波は数千万もの  米国市民の生活を苦しいものにし続けている。 ▽────────────────────────────▽  ・ Master of the Universe: 世界の支配者、宇宙の覇者  ・ deep down: 心の底では、本心では  ・ morally: 倫理的に  ・ indefensible: 反論の余地のない  ・ peddle: ~を行商する、売り歩く  ・ scheme: 仕組み、計画  ・ far from: ~からは程遠い  ・ clear: 正味の  ・ push one into:(人を)~に陥れる  ・ aftereffect: 余波、後遺症  ・ blight: ~を損なう  ・ fellow citizen: 同報たる市民  [出典] Economist's View. October 10, 2011      http://bit.ly/ojrm23 【John Galt】 はアメリカの作家、アイン・ランド(Ayn Rand)の 小説『肩をすくめるアトラス』の主人公。個人の自由に政府が関わ ることを一切嫌うリバタリアニズム[注]の具現者の代名詞です。一 方、ここでスティーブ・ジョブスは【complex financial schemes】 (複雑な金融の仕組み)によってではなく、自らの英知で人気の電 子機器を世に送り出して大金持ちになった人、という意味で使われ ています。 ------------------- [注]リバタリアニズム(libertarianism):政治や経済などの分野 で、個人主義的な自由を重視する、自由至上主義の思想。 ------------------- 【peddle】は、【sell】(~を売る)と同義語ですが、【peddler】 で「押し売り」というようなネガティブな意味が含まれます。 【blight】は、植物の葉などが黒くなる病気という意味から、「何 かをダメにしてしまう、枯らせてしまう」という意味です。日本人 はどうしても【bright】と混同しそうですが、使われている頻度は 圧倒的に【bright】の方が多いので、参考までに覚えておけばいい 単語かもしれません。 コラムは以下のように続きます。 ▽────────────────────────────▽  Yet they have paid no price. Their institutions were  bailed out by taxpayers, with few strings attached. They  continue to benefit from explicit and implicit federal  guarantees -- basically, they're still in a game of heads they win, tails taxpayers lose. And they benefit  from tax loopholes that in many cases have people with  multimillion-dollar incomes paying lower rates than  middle-class families.  しかし、彼らはその代償を払ってはいない。機関投資家たちは  大した条件もつけられずに、納税者によって救済された。彼ら  は連邦政府による保証の恩恵を、直接的にも間接的にも受け続  けている――つまり、コインの表が出たら彼らの勝ち、裏が出  たら納税者の負け、というゲームを彼らはまだ続けているのだ。  さらに、彼らは税金の抜け穴によって利益を得ており、その抜 け穴によって多くの場合、数百万ドルの収入を得ている人間の 方が、中流家庭よりも払う税率が低いという事態が生じている。 ▽────────────────────────────▽  ・ pay no price: 代償を払わない、犠牲を強いられない  ・ institution:(有力な)機関投資家  ・ bail out: ~を救済する、仮釈放する  ・ strings: ≪口語≫付帯条件  ・ explicit: 明白な  ・ implicit: 暗黙の、陰の  ・ federal guarantee: 連邦政府の保証  ・ heads:(コインの)表  ・ tails:(コインの)裏  ・ tax loophole: 税金の抜け穴  ・ rate: 率、比率  [出典] Economist's View. October 10, 2011      http://bit.ly/ojrm23 【few strings attached】は「大した条件もつけられずに」という 意味。【No strings attached.】で「掛け値なし」の意になります。 【heads ..., tails ...】は、コイントスをしたときに、「表が出 れば…、裏が出れば…」という言い方で、ここでは「表なら金融界 の勝ち、裏なら納税者の負け」ということで、どのみち99%の市 民が負けるのだということを言っています。 【tax loopholes】 は、資産があればあるほど税金控除などの恩典 が多いことを指しています。 今のところ、「ウォール街を占拠せよ」という運動が一過性の現象 に終わるのか、実際に社会を揺るがすような、何らかの結果にたど り着けるのかはわかりません。ただ、このままでは自然消滅して終 わり、とはいかないところまで広がっていることは確かなようです。 4.オマケ さて、もう少し軽いテーマで、人名の入った面白い言い回しをいく つか紹介しましょう。英語教材にはおそらく載(の)っていないで しょうし、なぜそう言うのかと聞かれても「語呂がいいから」以上 の理由は思いつかないのですが、相手の名前とは関係なく、こう言 うのです。場合によってニュアンスも違ってくるので、訳すのも難 しいですね。 【No way, Jose.】(まさかぁ) 【Jeez, Louise.】(ちぇっ) 【Whatever, Trevor.】(あっそ) 【Cover your back, Jack.】(気をつけろ) そして、究極の【Okey dokey Smokey.】(オッケー)。これを縮め て【Okey-dokey.】、あるいは【Okey-dok.】と言ったりします。日 本語でも「合点承知のすけ」「よっこいしょういち」「あたり前田 のクラッカー」なんてありますものね、同じような感覚です。 |||--□■ 大原ケイ・OHARA Kay ■□--||| NYはマンハッタン在住の文芸エージェント。自称・元祖帰国子女。 アメリカの書籍出版業界の裏表に通じるが、特に電子書籍事情に詳 しく、各種メディアに寄稿。NYのローカルネタ、ネコ画像、全米 の馬鹿ニュース、日米文化比較、ネイティブの英語などにも日々、 関心を払っている。 近著は『ルポ 電子書籍大国アメリカ』 (アスキー新書) 。 ツイッター→ http://twitter.com/Lingualina ブログ→ http://oharakay.com ☆ CNN.co.jp ☆‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥☆ CNN.co.jp ☆ CNNの最新ニュース、話題の事件、こぼれ話などを配信中! http://www.cnn.co.jp ☆ CNN.co.jp ☆‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥☆ CNN.co.jp ☆ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】 あとがき 冒頭で触れた通り、こよみのページによると、本日10月19日は 「海外旅行の日」だそうです。 ○○の秋、とよく言いますが、「旅行の秋」というのもいいで すね。働き出してからは、外国に出かける機会もめっきり減っ てしまいましたが、旅行をした友人の土産話を聞いたり、海外 で働いている友人、留学をしている友人の話を聞くだけでも、 ちょっとした旅情を味わえる気がします。 ここ数年は、紅葉も千葉で眺めることが多いですが、今年は北 の方にも足を伸ばしてみようかなと画策中です。 桜の開花に合わせ北上するように、紅葉の見頃に沿って日本列 島を南下してみようかなと。ちょうど今週末は諏訪で法事があ るので、色づき加減をチェックしたいと思います。 四季を感じられる、日本ならではですね。秋を満喫したいもの です。 と、ここまで書いてきて思いついたのですが、今日は TOEIC- 10(ト)19(イック)-の日でもありますね。 海外旅行と TOEIC …わ、なんか勉強しなきゃだ。(橋) □■今号の一冊・・・ 『新 TOEIC TEST キム・デギュンの究極厳選400問』 http://www.asahipress.com/bookdetail_lang/9784255003702/?uiaid=easy5 --------------------- ◆次号は11月2日配信予定です。 ◆当メルマガへのご意見・ご感想は以下アドレスにお寄せください。 → eeclub@asahipress.com ◆バックナンバーはこちら → http://ee.asahipress.com/eeclub/easy.html?uiaid=easy4 ────────────────────────────── メルマガの『文字や記号がずれて読みづらい』方は・・ Outlook Express をお使いの場合、 (オプション)-(読み取り)-(フォント) で[MS明朝]や[MSゴシック]に設定して下さい。Mac や他のメー ラーをお使いの場合Osaka等幅など「等幅フォント」をお勧めします。 ────────────────────────────── 朝日出版社:営業部 〒101-0065 東京都千代田区西神田3-3-5 TEL  :03-3263-3321 FAX  :03-5226-9599 E-MAIL:eeclub@asahipress.com http://www.asahipress.com/?uiaid=easy0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━