Honey And Cod To The Rescue
傷の治癒を促進する意外なものとは?外科手術を行えない赤ん坊を救った自然の恵み
出産予定日より4カ月早く生まれたエリアナ・デボスちゃん。
細菌感染により首に深刻な傷を負った彼女の治療のために医師が選んだのは、自然界のあるものだった。
CNNの記者が彼女の母親と治療を担当した医師たちに話を聞き、
現代医療の最前線をリポートした。

赤ちゃんの傷の治癒に役立った意外なもの
原文
Three-year-old Eliana DeVos in Texas just may be a bit of a mermaid. Shortly after she was born, it was the healing power of fish skin that helped her recover from an open wound on her neck.“It looks like a normal scar that you and I would get. You would have no way of knowing that they used fish skin to help expedite that healing process.” (Krystal DeVos, Eliana’s mother)
キーワード
- cod
《タイトル》(魚の)タラ
- ...to the rescue
《タイトル》▶定型句で、「…が助けに来た!」「…参上!」というような意味。
- a bit of a...
ちょっとした…、ある種の…
- mermaid
(女の)人魚、マーメイド
- shortly after
~した直後に、~後に間もなく
- heal
①~を治す ②治る
- recover from
~から回復する、〈主語の〉~が治る
- open
〈傷口が〉開いている、覆われていない
- wound
傷、けが、外傷
- scar
傷痕
- have no way of doing
~する方法がない
- expedite
~を促進する、早める
- process
過程、進行
翻訳
テキサス州に住む3歳のエリアナ・デボスちゃんは、ひょっとしてちょっとした人魚かもしれません。生まれて間もなく、彼女の首にできた(内部組織が)露出している傷の回復を助けたのは、魚の皮の治癒力でした。「それ(エリアナちゃんの傷痕)はあなたや私にもできる普通の傷痕のように見えます。彼ら(医師たち)が治癒の進行を早める助けとして魚の皮を使ったということは(見ただけでは)知る由もないでしょう」(クリスタル・デボス エリアナちゃんの母親)
細菌感染により皮膚下の組織が損傷
原文
Eliana was born preterm in April of 2022 at 23 weeks’ gestation, four months before her due date. She weighed a single pound. She spent more than 100 days total in the NICU, but it was about midway through her stay when she developed a serious bacterial infection on her neck. It damaged the tissue under her skin and caused a deep wound.“It sounds scary, but it was almost like a flesh-eating disease.” (Krystal DeVos)
Eliana was transferred from a general hospital to Driscoll Children’s Hospital in Corpus Christi. Despite her severe wound, she was not a candidate for surgery or a conventional human skin graft. They were too risky.
“She was a premature baby, the wound was very extensive, and she was pretty sick, so I did not feel like it was safe to do a surgical procedure on her.” (Dr. Vanessa Dimas, Driscoll Children’s Hospital)
キーワード
- preterm
①早産で ②早産の
- gestation
妊娠、妊娠期間
- due date
出産予定日
- weigh
~の重さがある、重さが~である
- single
たった1つの
- pound
(重量の)ポンド ▼1ポンドは453.592グラム。
- NICU
= neonatal intensive care unit 新生児集中治療処置室
- midway through
~の半ばで
- develop
(病気)を発症する
- serious
〈病気・状況などが〉深刻な、重大な、重篤な
- bacterial infection
細菌による感染症
- damage
~を損傷する
- tissue
(細胞の)組織
- scary
恐ろしい、怖い、ゾッとさせる
- flesh-eating disease
人食いバクテリア症
- transfer A from B to C
AをBからCに移す、移転させる
- general hospital
総合病院
- severe
深刻な、重度の、ひどい
- a candidate for
~の候補、対象
- surgery
手術、外科手術
- conventional
従来の、標準の、通常の
- skin graft
皮膚移植(手術)、植皮(術)
- risky
危険な、リスクを伴う
- premature baby
未熟児、早産児
- extensive
広範囲にわたる、大きい、広範な
- pretty
かなり、だいぶ、相当
- feel like
《話》~だという感じがする、~だと思う ▶feel that の口語的な言い方。
- surgical procedure
外科的処置、手術
翻訳
エリアナちゃんは、2022年4月に、妊娠23週目、出産予定日の4カ月前に早産で生まれました。彼女の体重はわずか1ポンド(約450グラム)でした。彼女は新生児集中治療室(NICU)で合計100日以上を過ごしたのですが、首に細菌による深刻な感染症を発症したのは入院期間の半ば頃でした。それは皮膚の下の組織を損傷し、深刻な傷をもたらしました。「恐ろしく聞こえますが、それはほとんど人食いバクテリア症のようでした」(クリスタル・デボス)
エリアナちゃんは総合病院からコーパスクリスティ市にあるドリスコル小児病院へ転院しました。ひどい傷にもかかわらず、彼女は手術、あるいは通常の皮膚移植の対象とはなりませんでした。それらはリスクが高すぎたのです。
「彼女は未熟児で、その傷は非常に広範囲に及んでおり、かなり体調も悪かったので、彼女に外科手術を行うのが安全とは思えなかったのです」(バネッサ・ディーマス医師 ドリスコル小児病院)